10年後も変わらない会社 or 積み上がっている会社
目次
- ○ 短期的な思考だけでは会社は成長しない
- ○ 常識/パラダイムを変える必要がある
- ○ 子どもや、個人の人生でイメージしてみる。
- ○ 短期目線も大事。でも長期目線はもっと大事!
- ○ 従業員さんが辞めない会社をつくっていきましょう!
短期的な思考だけでは会社は成長しない
突然ですが皆様、損益計算書(P/L)ばかり重視する経営になっていませんか?
P/Lは、もちろん重要な意味を持ちます。しかし、P/Lにばかり意識が向いているとすれば、短期的な思考パターンに陥っていませんか?
大事にみる必要があるのは、バランスシート(B/S)です。
B/Sは未来に向けて積み上げて作っていくもの。一朝一夕でどうにかなりものではありません。
P/Lはその過程の一期間で損益がどうであったのかの検証資料です。
短期的な思考でいては会社は成長しません。未来を見据え、中長期的に積み上げていくことが重要です。
常識/パラダイムを変える必要がある
もしも「利益が出たから、経費を使って節税」が常識だと思い反応的に選択しているとしたら、危険信号かもしれません。その常識を変えることをオススメします。
私たちSmartFPでは「短期目線の節税を中心とした考えは会社の成長を遅らせる」と考えています。あくまで10年後になりたい姿・なりたい未来を中心に考えなければいけません。
偉そうなことを言っていますが、その気持ちもよくわかります。
しかし税金を支払った後にしか積みあがらないものなのです。
短絡的な思考で節税のために利益を使っていては、お金は一向に貯まりません。
税金を支払った後の積み上がった資金があれば、選択肢も増え、雇用もできます。他社よりも強い資金力は事業の幅を広がる可能性につながります。
「利益が出たら節税しよう」という常識にとらわれていては、10年後のなりたい姿・なりたい未来には向かいません。その常識は、短期目線で節税したがる社長向けに「販売したい人」が作った幻想なのかもしれません。
他人に植え付けられた常識に振り回されるのは、今ここで終わりにしましょう!
子どもや、個人の人生でイメージしてみる。
私の経験では、10年後の成長を見据えている会社は短期的な節税を目的としたお金の使い方に傾倒しません。
イメージしやすく個人や子どものお金の使い方を例に説明しましょう。
短期的な思考の方は、手元にあるお金をすべて使い切ってしまいます。給料日やお小遣い前になると、毎月金欠に悩んでいる方です。その時に欲しいものは手に入りますが「お金≒力や選択肢」は積み上がりません。
一方で、未来を見据え積み上げる人、例えば一部を貯蓄に回す方、運用や勉強代に投資して、自身の収入を上げる努力をしている方もいます。「お金≒力や選択肢」も増え、未来の収入を生む力も身につきます。
前者と後者、10年後にどちらが成長しているかは明らかです。
積み上げた差はいつの間にか大きくなり、短期間では挽回しようがないくらいの大きな差になるものです。
いくら一時的にお金を持っていたとしても、いくら収入があったとしても、その時に貯める力を身に付けておかなければ、10年後も今と大きな変化はありません。きっと10年後も同じ悩みを抱えているでしょう。
10年後のB/Sを具体的に意識している会社は、短期的な節税に興味は示しません。なぜなら、理想のB/Sになった未来には、あらゆる面において会社としての「力」が格段に向上していることを理解しているからです。
短期目線も大事。でも長期目線はもっと大事!
勘違いのないように記載すると、
短期目線も間違いなく重要。これ無しでは会社はなかなか存続できません。
でも短期目線だけではだめなんです。
大事なのはそのバランスを自分で決めることです。
P/Lで短期間を検証し、B/Sで中長期的な視点を持って、10年後になりたい姿・なりたい未来を目指す。
そのために、短期間での損益だけに集中するのではなく、長期目線での積み上げに注力するのです。
長期目線で積み上げ続けた人は、資金も能力もそのほかあらゆる面で勝つことを私は見てきています。
従業員さんが辞めない会社をつくっていきましょう!
私たちSmart FPは、10年後になりたい姿・なりたい未来に向けた中小企業の成長をサポートいたします。
社長を含め、従業員さんがみんな幸せに感じている会社から、人は離れていきません。
私たちSmart FPが、社長さんや会社と一緒になって従業員さん個人個人を幸せにするサポートをしていきます。
一緒に「従業員さんが辞めない会社」をつくっていきましょう!